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2007年10月 9日 (火)

ダーティ・ワーク

性別や年齢を問わず、血液型で性格を判断するのが好きな人が結構多いのに驚かされる。

ただのお遊びだとは思うのだけれど、人々のタイプをわずか4つに割り振ろうとするのには無理があるし、そんな不確かな方法で人となりを決め付けられるのは、なんとなく良い気持ちがしなかった。

だいいち、私は血液型を言い当てられたことがほとんどない。

以前はきちんと訂正をしていたけれど、ふと思いついてそれをやめることにした。

何型と言われても、はい、と肯定するのだ。

相手の人は「やっぱり!」と至極満足そうで、後で違うとわかっても面白がってくれる。

四方丸く収まるというものです。

ダーティ・ワーク    絲山秋子  集英社 小説

  ★★★☆☆

みんな自分の人生を生きている。過ちを犯したり、投げやりな時があったとしてもささやかに日々を送っている。望むと望まざるとに関わらず、人と縁を結びながら。

それぞれの話が実に良く出来ていて、短編集としても面白く読める。無関係に思える全ての話が上手くからまって一つの物語になっている。上手いなぁと思った。

私は学校を卒業してからは家族とも離れ、住むところを何度か大きく変えてきたから、薄れたり、切れてしまった縁が沢山あるけれど、ずっと同じ街で生きていくのってどんな感じなんだろう。同じ空と同じ景色、そしてどこかで繋がっている人たち。なんだかそういうのっていい。そんな風に思うのは郷愁?違う、この秋雨のせいだ。

ダーティ・ワーク Book ダーティ・ワーク

著者:絲山 秋子
販売元:集英社
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