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2007年4月12日 (木)

みじかい命を抱きしめて

家族で外食に出かける。

我が家としては、ちょっと奮発した気取ったお店である。

子供たちもほんの少し緊張気味で行儀が良い。

ワインも手伝ってか上機嫌で食事をしていると突然、「不公平だ」という声がした。

近くの席の、品の良い老夫婦のご主人の声だった。

話の内容が聞こえるほど近くはなかったし、機嫌が悪いようでもなかったので深くは気に留めなかったけれども、その後、「不公平だ」という言葉だけが何度も聞こえてきた。

けれども、そのご夫婦は終始楽しそうに食事をして、そろって幸せそうに席を立っていかれた。

みじかい命を抱きしめて  ロリー・ヘギ  フジテレビ出版  手記

アシュリー         アシュリー・ヘギ フジテレビ出版  手記

  ★★★★★

荒れた生活の中、17歳で出産した娘は2歳ほどで遺伝子の病気の一種、通常の10倍ほどの速さで老化していくプロジェリアと診断される。若すぎる母は自暴自棄に生きながらも決して娘を捨てようとはしなかった。経済的にも、精神的にも、そして娘の病状にも苦しみもがくロリー。そんな彼女の人生を救ったのは、やはりアシュリーなのだと強く思った。

12歳のアシュリーが「生まれ変わっても、もう一回私を選ぶ」と答えたくだりには思わず涙がこぼれた。

14歳のアシュリーのシンプルで感謝に満ち溢れた言葉は、それだけで生きている意味、愛の意味を語っている。私達の日々の生活の中には既に与えられているもの、感謝すべきことが沢山あるのにそれに気づかないでいることを、この少女に教えられた。

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コメント

この本は読んでいませんけれどコメント書いてもいいでしょうか。とても信じられない病気。人間ってなんて強くて、純粋なんだろうってしみじみ思いました。いつか読んでみたいと思います。

今日は大石邦子さんの本を読みました。「この生を凛と生きる」読まれましたか?月並みだけど、健康であること、無駄にしちゃいけないなって思いました。それから、「老い」について考えました。

投稿: モワノー | 2007年5月 7日 (月) 05時05分

この本を読んでまた、親は子供から貰う物の方が多いのかもしれない、と思いました。
大石さんの本は読んでいません、ぜひ読んでみたいです。今は親の老いを受け止められるか、その時が怖いです。。。

投稿: ゆっこ | 2007年5月 7日 (月) 08時55分

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