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2006年12月18日 (月)

旅行鞄にはなびら

冬になるとどこか遠くへ出かけたくなる。

寒がりで、出不精なのになぜか無性に旅に出たくなる。

空気が澄んで景色が美しいからか、星が凛と瞬くからか。

多忙な毎日から身をかわしたいのか自分でもわからない。

結局いつもの窓際で、旅の本を読み、旅情を満足させる。

旅行鞄にはなびら  伊集院静  文藝春秋 紀行文

  ★★★★☆

絵画を見るために欧州を旅した筆者の紀行文。旅のエピソードに散りばめられた花々。この本を読み進みながら、筆者は女性にもてるだろうなと得心。女性が好きなトピックを、照れずに正面から語れる男性はそういない。紀行文やエッセイで心を突かれる言葉に出会うことはあまりないのだけれど、度々そんな文章があって、何度もそんな部分を読み返してしまった。さり気ないのにロマンティック、古めかしいのに嫌味でない言葉たち。もちろん好みがあるから、鼻に付く人もいるかも。

旅行鞄にはなびら Book 旅行鞄にはなびら

著者:伊集院 静
販売元:文藝春秋
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コメント

伊集院静の文章は雑誌のコラム等で目にする位で、まとまった本を読んだことはないのですが、女心をくすぐる文章をさらっと書けるところに魅力があるのかな?数々の浮名を流したのは有名ですものね。

ああ、私は温泉に行って美味しいお料理が食べたいです!

投稿: ルギア | 2006年12月21日 (木) 21時21分

彼の文章は時々、心のどこかをギュッと握られた感じがするのです。私はこういうの弱いです(笑)

投稿: ゆっこ | 2006年12月29日 (金) 13時36分

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