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2006年12月29日 (金)

リトル・バイ・リトル

年の瀬はやることが沢山あって、なんだかせわしない。

そんな中でも読書は続けているのだけれど、このブログを始めてみて読書日記を書ける本と、そうでないものがあるのだなぁと気づいた。

どんな本でも作者は全力で書いているのだけれど、なぜか日記にできない作品もある。

世界観が違っても、あれやこれやと思いをめぐらして、日記にしてしまうものもある。

今年も、さまざまな本と出会えてホントに幸せだったなぁと思う。

リトル・バイ・リトル   島本理生 講談社  小説

  ★★★★☆

2度目の父とも離婚した母と、異父妹と暮すふみ。家庭のごたごたで、大学受験も見送りアルバイトをしていたふみは一つ年下の周と出会う。あらすじだけ書くと暗い小説のように思うけれど、主人公と同じくらいの歳の作者が描いている世界は、明るく優しさに満ちている。ふみに対する周の、幼いけれど誠実な好意の寄せ方は微笑ましくて、ほんわかした気持ちになった。この作家がこれから色々な経験をしたら、同じ内容でもきっともう少し違っていたと思う。若い人のピュアな世界観に癒されました。

リトル・バイ・リトル Book リトル・バイ・リトル

著者:島本 理生
販売元:講談社
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コメント

ゆっこさん
新年おめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致しま~す。

この作品で直木賞の候補になったんですよね。
島本理生さんって未だ高校生なのね。
ゆっこさんがレビューを書く本はどれも読みたくなっちゃうから困る。(笑)

投稿: ルギア | 2007年1月 4日 (木) 21時52分

こんばんは!
コメント&TBありがとうございました。
島本さんの瑞々しい感性が光っている作品でしたね。
文章のリズムが合うのか、島本さんの作品にはすんなりと入り込むことが出来ます。
今後の活躍も期待したいですね!
TB送らせていただいたんですが、反映してないようですね。また時間をおいて挑戦してみますね。

投稿: エビノート | 2007年5月14日 (月) 20時09分

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