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2006年11月27日 (月)

いま、会いにゆきます

帰宅すると留守番電話のランプが光っている。

携帯を持つようになってからは滅多に無いことだったので、誰かしらと思いながらメッセージを聞く。

「警察署です。」

驚いてしまってドキドキしながら聞いていると、

「お宅のこどもさんが十円を拾って届けてくれましたので、書類を作成しました。後ほど持ち帰らせますので、褒めてあげてください。」

思わず笑ってしまったけれど、なんだか心がほわーっとなる。

忙しいのに面倒がらず、こどもの心を受け止めてくださってありがとう。

本当にありがとう。

いま、会いにゆきます  市川拓司 小学館 小説 

  ★★★★☆

澪が死んで一年経ったある雨の日、夫と子供のところへ戻ってくる。けれど彼女は全く記憶が無かった・・・。社会に適応できない障害を抱える巧と、母の死は自分のせいだと小さな胸を痛めながらも、父親の病と向かい合って暮らす小学一年生の祐司。私と一緒で幸せなのかとお互いに問い、それだけで幸せだと思える夫婦。そんな風にお互いの幸せを望むことがいつまでも出来たなら最高なのに、いつの間にか自分の気持ちが優先されていく。・・・反省しきり。

昨年の話題作だけに楽しんで読むことが出来たけれど、この作家も題名が少し面映い。もっとシンプルな題名の方が断然いいと思うんだけど・・。最近の男性作家の傾向なのか、時流なのか。

いま、会いにゆきます Book いま、会いにゆきます

著者:市川 拓司
販売元:小学館
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コメント

警察からの伝言なんて、聞いた瞬間心臓が止まりそう!
ゆっこさん、本当に驚いたでしょう。
例え僅かなお金でも拾ったものをちゃんと届けた息子さんの気持ちが嬉しいね。
そして、優しいおまわりさんで良かったね。

>いま、会いにゆきます
何だか違和感のある題名という感じ、何となくわかります。話のキーワードらしいですけどね。
「ああ、この題名はそういうことだったのか~」
と、読者を感心させる狙いがあったとかなかったとか・・・
今、借りているDVDに映画版を録画したものが入っているのだけど、なかなか見る時間がなくて。
泣いてしまうのは避けられそうもないので、目が腫れるのが嫌でねぇ。

投稿: ルギア | 2006年11月27日 (月) 22時30分

色んな人たちに支えられて子育てしているんだなぁ、と実感した出来事でした。

映画版見てないので見てみたいです。。小説の巧は繊細な印象なので、プレーボーイで軍人役が多い中村獅童さんは私のイメージとなんだかちょっぴり違うような。。。

投稿: ゆっこ | 2006年11月28日 (火) 18時12分

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