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2006年10月13日 (金)

王国

大人になってテニスを始めた。

なかなか上手くならないし、すぐに息が上がってしまい、どうして学生の頃やっておかなかったのかと悔やむ。

中学に入る時、父に部活動はテニスがいいぞと言われ、迷わず他を選んだ。

スコートがかわいいと言われたのが嫌だったのか、何がそんなにも嫌だったのか今になっては思い出せないけれど、とにかくテニス以外ならなんでもよかった。

小さな反抗心でやらなかったことの山。

なぜか大人になってから私がやりたくなることは、その山の中にあるものばかりだ。

王国(その1~その3) よしもとばなな 新潮社 小説

  ★★★☆☆

人を癒す力を持った祖母に育てられた雫石は、眼の代わりに心の眼が与えられた楓と出会う。しかし楓は女性を受け付けず男性の恋人がいて、雫石にも既婚者の彼がいる複雑な状態。楓との時間の中で少しずつ彼女の迷いが癒されていく。

二人の心のつながりが独特のカラーで描かれていて、ドロドロの状態であろう設定もすんなり受け入れてしまい、感情移入してしまう。少し残念なのは、よしもとさんの初期の頃の作品はもっと迷いが見え隠れして、そこが本当に良かったのだけれど、最近の作品はなんだか一段上から説教されているような・・。

王国―その1 アンドロメダ・ハイツ― Book 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法 Book 王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法

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王国〈その3〉ひみつの花園 Book 王国〈その3〉ひみつの花園

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コメント

私も吉本ばななサン大好きです。
不思議な登場人物が多いけれど、
みんな愛すべき人たちなんですよね~。
「王国」は読んだことがないけれど、
是非読んでみたいなぁ♪

投稿: TOMO☆エモン | 2006年10月15日 (日) 00時24分

吉本さんの本も大好きで、対談集以外は、本当に片っ端から読みました。TOMOエモンさんとは好みが似ていて、ブログも楽しく拝見してます♪

投稿: ゆっこ | 2006年10月20日 (金) 20時04分

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映画化のニュースを見て気になっていた「アルゼンチンババァ」(だって、強烈なネーミングなんですもん!)ですが、昨日本屋をウロついていたら、原作を発見!!実は吉本ばななサンの小説だったのですね。。ということで、早速読んでみました☆ ほんの1cmくらいの厚さの本で、... [続きを読む]

受信: 2006年10月15日 (日) 00時26分

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