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2006年10月17日 (火)

プラハ旅日記

昼時のカフェに行く。街のそこかしこにある、気軽に美味しいコーヒーが飲める店だ。

お店にいる人はコーヒーやサンドイッチなどを取る、夫々の空間でもって。

他の人には関わらないように、関心を持たれないように少し背を丸めて。

パシャリ。ざわめきの中デジカメの電子音がなる。

ふと見るとおじいさんが二人向かい合って座り、一人が連れの写真を撮っている。

撮られている方は姿勢を正してほんの少し笑っているような、怒っているような顔をする。

写真を撮る時はいつもそんな顔になるのだろう。腕を伸ばし、背筋も伸ばして。

記念なのか、何のための写真なのかわからないけれど、確認のためにそろってデジカメを覗き込む二人は、なんだか楽しそうだった。

プラハ旅日記  山本容子 文化出版局 紀行文

  ★★★★☆

版画家の作者が旅行中に書き記したノートがそのまま掲載されている。

文章で旅情感を綴っているタイプの紀行文とは違うけれど、スケッチやフロッタージュ(対象物に紙を当てて鉛筆でこする)が、旅の様子を生き生きと描いている。写真がないのも想像をめぐらすことができて楽しい。

いつの日か、分厚いコートを羽織り、美味しいビールと人形劇を楽しみにぜひプラハへ行ってみたい。

Book 山本容子プラハ旅日記

著者:山本 容子
販売元:文化出版局
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 本の写真がなくて残念。きれいな緑色の手帳のイラスト。

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