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2006年10月30日 (月)

蛇にピアス

「あ、そうだ、今日たぬきを見たよ。」おっとが言った。

「家の角を曲がったら、たぬきが公園をめざして歩いていった。」

私の家も結構な都会にある。

そして、彼もこういうことでうそはつかない、多分。

私が黙っているとこどもが言った。

「うん、そういうの、よく会うよね。」

そういうのにも、こういうのにも私は会わない。

蛇にピアス  金原ひとみ 集英社 小説

  ★★★★☆

ルイはアマの蛇のように割れた舌(スプリットタン)に惹かれて、ほどなく同棲を始める。自分も同じにすべく舌にピアスをし、彫師のシバと出会ってからは刺青も入れ始める。登場人物は全て体に傷をつけていくことによってしか、存在意義を見出せないでいるようにも感じる。男女の睦みも意味を成さず、ルイとアマはお互いの名前すら知らないでいたことにも気づかないでいた。彼らは一体何を求めてどこにいくのだろう。不安の中にも一筋の希望が見えるのが若さではないのか。やりきれない気持ちになるけれど面白い小説だった。

蛇にピアス Book 蛇にピアス

著者:金原 ひとみ
販売元:集英社
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2006年10月27日 (金)

光ってみえるもの、あれは

職場の新人だった頃、先輩の女性が「あなたって、しんどそうね。そうやってみんなに好かれようとすると大変でしょ。」

誰にも嫌われたくなかった。たとえ私が嫌いな人からでも。

「10人の人がいて、9人の人があなたのことを大好きだとする。そうしたらね、残りの一人は9人の人があなたを好きだと言う、その理由であなたのことを嫌いになるものなのよ。」

そう考えると楽になった、いつの間にか少々嫌われたって平気になった。

けれども、みんなに好かれたくて一所懸命だったあの頃の若さを、不器用さをいとしく思う。

光ってみえるもの、あれは  川上弘美 中央公論新社 小説

  ★★★★☆

翠は、未婚で彼を生んだ母と祖母と暮らしている高校生。個性豊かな彼の父、親友の花田、ガールフレンドの水絵によって翠の日常が彩られていく。

毎日続く日常を暖かく描くのはいつもながら天下一品。小説ならではの出来事もあるのだけれど、流れていく日常の一こま一こまがなんともいい。きちんとした正解がなく、だらだらと続いていくので、好き嫌いがはっきりしそうな作品だけれど、実際の生活はこうやって地味に行ったり来たりしながら流れていくものだよな、などと思う。

光ってみえるもの、あれは Book 光ってみえるもの、あれは

著者:川上 弘美
販売元:中央公論新社
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2006年10月24日 (火)

オデパン

女友達のたわいもないおしゃべりで、安らぐのはどんな時か話す。

美味しいお菓子ととっておきの紅茶。たまのワイン。

お気に入りの音楽や本。子供の寝顔。

そんな話をひとしきりした後、ある女性が言った。

彼女は仕事を持ち、趣味でも多忙な人だ。

「私のウチって女は私だけじゃない?だからいつもトイレの便座は上げてあるの。

他の家族が出払って、そっと便座を下げた時、本当に安らぐのよ。」

オデパン   藤本ひとみ 文芸春秋 小説

  ★★★☆☆

苦労人の夫に魅力を感じて結婚したお嬢様の真織が、子も生し20年以上の結婚生活からの逃げ場として、独身時代の仲間達との交流を再開する。通称「オデパン」と呼ばれる上流社会の仲間達の派手で自由奔放な遊びの数々。ブランド品や外国語、高級洋酒などに囲まれたお遊びの、余りの浮世離れぶりに返って優雅さは感じられない。新しい恋をしてもパートナーや子供への罪悪感もない。だけど読み進むうちにこれが上流社会なのかしら、などどいつしか思ってしまうのが怖い。本当に上流の方々はこんな暮らしを?

オデパン Book オデパン

著者:藤本 ひとみ
販売元:文藝春秋
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2006年10月23日 (月)

パンツの面目ふんどしの沽券

私はレーズンパンが好きだ。

しわしわのレーズンも、レーズンをパンからはずしたところがほんのり甘いのもみんな好きだ。

けれど、子供の頃、給食に出されるそれを大多数の少女は嫌っていた。

みんな嫌々食べたり、残したりしていた。

私は周りの様子を見て、どうしても好きだと言えなかった。

大人になった今、自分の気持ちにもっと素直に、人と違う自分も受け入れられる。レーズンの焦げた部分の苦味を味わいながら、幼かった自分を思い出す。

パンツの面目ふんどしの沽券  米原万里 筑摩書房 エッセイ

  ★★★★★

1950年生まれの筆者が、少女時代を過ごしたプラハの下着から始まる、「下半身を被う肌着に関する考察」(あとがきより)。下品というなかれ、これが大層奥深いのである。シベリア兵から始まり、キリストから古事記の時代を考察したかと思えば、モンゴルやアラブ地域の下着まで。聖書や辞典や絵画などの膨大な資料を基に綴られている文章は、時には腹を抱えるほど可笑しいし、また時には襟を正すような気持ちになる。これも人々の暮らしを伝えるりっぱな歴史本。

パンツの面目ふんどしの沽券 Book パンツの面目ふんどしの沽券

著者:米原 万里
販売元:筑摩書房
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2006年10月20日 (金)

人生ベストテン

妹は面白いことに出会えるラッキーな人だ。

以前彼女が結構な都会に住んでいた時、「私この前、いたちに会ったわ。」と言う。

「いたちって、あの動物の?」と尋ねると「そうよ。白くて後ろ足で立ってこっちを見てた」

彼女はこういうことでうそはつかない。

彼女が東京の山手線に乗った時、次の駅は目白なのに「次は~高田馬場、次は~高田馬場」と車内放送があったという、車掌さんが間違えて。

「そしたらね、電車が目白を出た後、次も~高田馬場、次も~高田馬場って。」

私は彼女がうらやましい。

人生ベストテン 角田光代 講談社 小説

  ★★★★☆

短編集。どの話も小さな問題を抱えている人たちに起こる出来事が描かれている。

それをきっかけに生き方の方向がくるりと変わり、前向きになっていく。読後がほんわか。表題の短編のこれまでの人生ベストテンを考えていく。。。というのをつい自分もやってみる。ついでにワーストテンもやってみたけど、どっちも結構出てこない。5位くらいまでなら思い浮かぶのに、10位までだと結構悩む。私の人生はものすごおく単純なのか。・・・それとも単に忘れてしまっただけなのかしらん?

人生ベストテン Book 人生ベストテン

著者:角田 光代
販売元:講談社
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2006年10月17日 (火)

プラハ旅日記

昼時のカフェに行く。街のそこかしこにある、気軽に美味しいコーヒーが飲める店だ。

お店にいる人はコーヒーやサンドイッチなどを取る、夫々の空間でもって。

他の人には関わらないように、関心を持たれないように少し背を丸めて。

パシャリ。ざわめきの中デジカメの電子音がなる。

ふと見るとおじいさんが二人向かい合って座り、一人が連れの写真を撮っている。

撮られている方は姿勢を正してほんの少し笑っているような、怒っているような顔をする。

写真を撮る時はいつもそんな顔になるのだろう。腕を伸ばし、背筋も伸ばして。

記念なのか、何のための写真なのかわからないけれど、確認のためにそろってデジカメを覗き込む二人は、なんだか楽しそうだった。

プラハ旅日記  山本容子 文化出版局 紀行文

  ★★★★☆

版画家の作者が旅行中に書き記したノートがそのまま掲載されている。

文章で旅情感を綴っているタイプの紀行文とは違うけれど、スケッチやフロッタージュ(対象物に紙を当てて鉛筆でこする)が、旅の様子を生き生きと描いている。写真がないのも想像をめぐらすことができて楽しい。

いつの日か、分厚いコートを羽織り、美味しいビールと人形劇を楽しみにぜひプラハへ行ってみたい。

Book 山本容子プラハ旅日記

著者:山本 容子
販売元:文化出版局
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 本の写真がなくて残念。きれいな緑色の手帳のイラスト。

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2006年10月13日 (金)

王国

大人になってテニスを始めた。

なかなか上手くならないし、すぐに息が上がってしまい、どうして学生の頃やっておかなかったのかと悔やむ。

中学に入る時、父に部活動はテニスがいいぞと言われ、迷わず他を選んだ。

スコートがかわいいと言われたのが嫌だったのか、何がそんなにも嫌だったのか今になっては思い出せないけれど、とにかくテニス以外ならなんでもよかった。

小さな反抗心でやらなかったことの山。

なぜか大人になってから私がやりたくなることは、その山の中にあるものばかりだ。

王国(その1~その3) よしもとばなな 新潮社 小説

  ★★★☆☆

人を癒す力を持った祖母に育てられた雫石は、眼の代わりに心の眼が与えられた楓と出会う。しかし楓は女性を受け付けず男性の恋人がいて、雫石にも既婚者の彼がいる複雑な状態。楓との時間の中で少しずつ彼女の迷いが癒されていく。

二人の心のつながりが独特のカラーで描かれていて、ドロドロの状態であろう設定もすんなり受け入れてしまい、感情移入してしまう。少し残念なのは、よしもとさんの初期の頃の作品はもっと迷いが見え隠れして、そこが本当に良かったのだけれど、最近の作品はなんだか一段上から説教されているような・・。

王国―その1 アンドロメダ・ハイツ― Book 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

著者:よしもと ばなな
販売元:新潮社
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王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法 Book 王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法

著者:よしもとばなな
販売元:新潮社
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王国〈その3〉ひみつの花園 Book 王国〈その3〉ひみつの花園

著者:よしもと ばなな
販売元:新潮社
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2006年10月11日 (水)

飯島愛さんの本

社会人になりたての頃、私には夢も希望も自信もあった。

全ては自分のための時間で、お金も決して多くはないけれど好きに使えた。

毎日が新鮮で楽しかった。

だけど本当は何も持っていなかった、若さと言葉にならない不安の他には。

今では、あの頃の私が窮屈で退屈なんだろうと想像した毎日を送っている。

けれども時間の意味を知り、守りたいものも手にして、あの頃わからなかった自由を得た。

プラトニックセックス    飯島愛 小学館 タレント本

  ★★★☆☆

出版当時、かなり話題になった飯島愛さんの半生記。大抵のタレント本はつまらないし、タイトルのせいもあって、敬遠していたが読み物としても悪くなかった。テレビの中の彼女はいつだってあけっぴろげで本音を言う。時折のぞく神経質な表情に彼女の過去が見え隠れする。この本の中で包み隠さず色々な体験を綴っているのは、執筆当時自分の生き方に納得がいっていたのだろう。タレントとして成功しているからと言っても、こんなに傷ついて回り道をしなくても・・・と考えてしまう。両親の愛情に気づけて本当によかった、彼女に幸せになって欲しい、そんな風に思った。

プラトニック・セックス Book プラトニック・セックス

著者:飯島 愛
販売元:小学館
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2006年10月10日 (火)

ベターハーフ

私は以前、あまり刺身は食べなかった。

私が育った所はそんなに魚が美味しい土地ではなかった。

一人で暮らすようになってからは、贅沢だというのもあったし、何よりも一人で冷たい刺身をもそもそと食べていると、なんとなく寂しい気分になったからだ。

時々の外食の、和食定食なんかについてくる切り身いくばくかで十分だった。

ところが、結婚した相手は大の刺身好きだった。

とにかく刺身さえあれば何もいらないという人で、それはもう幸せそうに食べる。

そうか、今までの私の取り分もこの人が食べてしまっていたのだ、と思えるほどだ。

ようやく私は自分の取り分を取り戻して、世界がまた少し大きくなる。

ベターハーフ 唯川恵 集英社 小説

  ★★★☆☆

永遠子と文彦の結婚生活は結婚式が波乱の幕開けだった。花嫁の控え室に文彦の恋人が乱入し、自殺未遂を図る。そんな結婚生活が幸せであるはずがなく、関係は冷め切ったままそれでも別れない夫婦を描いている。

この小説の夫婦には愛情が存在していないのに、お互いを苦しめ浮気を繰り返す。だけど、現実には愛があるから苦しむのだと思う。家庭生活の不幸は、相手が恋しいからこそ期待し裏切られ、孤独のなかでもがく。愛を与えることが出来ず、相手を縛る自分自身に幻滅する。愛のかたちが悪くて苦しむのだ。素材は面白く、エピソードだけをなぞればどこかにある夫婦とも思えるけれど、愛情が全く欠落している二人が一緒にいる理由が希薄に感じられる。どちらか一方に愛がある設定ならもっと違和感無く読めたのにと思う。

ベター・ハーフ Book ベター・ハーフ

著者:唯川 恵
販売元:集英社
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2006年10月 5日 (木)

ダ・ヴィンチ・コード

随分前のことになるが、初めてパリに旅行した時、パリの街はストライキ真っ盛りだった。

日本人の私はストライキを非常に甘く考えていた。

驚いたことにメトロが動いていなかった。貧乏旅行だったので、テクテク歩いて方々を観光した。

凱旋門や公園などを散策し、気分がよかったので、絵葉書を出そうと郵便局に行ったらストライキだった。

パリにきたらやっぱりルーブルでしょう、とまたひたすら歩いてようやく着いた。

まさかとは思ったがルーブル美術館もストライキだった。

街の人はそれでもおおらかで、怒っている人も困っている人もいない様に見えた。何の問題もないように時が流れていた。

だから、私のそのときの写真もガラスのピラミッドの前で、満面の笑みで写っている。

ダ・ヴィンチ・コード   ダン・ブラウン 角川書店 ミステリ

  ★★★★☆

ルーブル美術館長が館内で殺害された。なぜ彼は殺されなければならなかったのか。現場に残された不可解なメッセージは何を伝えたかったのか。

今年の夏の超話題作。話の筋がシンプルな上、キリスト教徒でないので命をかけた秘密が明かされてもなんとなく腑に落ちず、ミステリとしてはいま一つだった。けれど、シオン修道会やテンプル騎士団、オプス・ディなどに関するうんちくが非常に興味深い。作品中の資料写真や地図などが掲載されているヴィジュアル愛蔵版が絶対お勧め。

ダ・ヴィンチ・コード (上) Book ダ・ヴィンチ・コード (上)

著者:ダン・ブラウン
販売元:角川書店
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2006年10月 3日 (火)

お酒

私はお酒に弱い。コップ一杯のビールで真っ赤になる。

それ以上飲むと真っ青になって貧血になり、朝までうんうんと苦しむ羽目になる。

それでもお酒が嫌いではなくて、いつもちょっぴり口にする。

その日も友人と食事をしながらビールを飲んでいると、ビールのお代わりを勧められたので「もう飲めない。」と断った。

すると友人は「私もそんなに強くないのよ。」と真っ赤な顔をして言い、「だけどね、日々訓練しないとダメよ。」ときっぱりとした口調で続ける。

「ど、どうして?」と尋ねたら、

「来たるべき時のためによ。」と彼女は背筋を伸ばして言った。

古道具 中野商店  川上弘美 新潮社 小説

  ★★★★☆

中野商店をめぐるの人たちのラブストーリー。店主のハルオと愛人のサキ子、アルバイトのヒトミとタケオ、ハルオの姉のマサヨの恋愛がカワカミ調で描かれていく。重い内容もほんわかとした文体で、それでいて決して軽薄でなく描かれていく。この人の文体は、平仮名が多くて句点が少ない易しい言葉で綴られていくのに、突然古めかしい言葉が出てきたりして、それがなんともいえないリズムをかもし出している。まるで、辞典を眺めていて、「この言葉気に入ったぞ」と初めにことばありきで物語が作られているようにも感じる。まさか?・・わからない言葉は辞書をひけば、日本語力もつくことまちがいなし。

古道具 中野商店 Book 古道具 中野商店

著者:川上 弘美
販売元:新潮社
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2006年10月 2日 (月)

ぶつぞう入門

私はテレビに出ている人の耳たぶが気になってしょうがない。

いわゆる「福耳」に滅法弱いのだ。

耳の半分程の大きな耳たぶの持ち主を見つけると、嬉々としておっとに報告する。

そしてやっぱりその道で成功する人は耳たぶが違うと納得し、うっとりと眺める。

おっとも最初はふんふんと相槌を打ってくれていたが、毎度まいどシツコイせいか、最近では聞かないふりをきめこんでいる。

何度も夫の耳たぶをひっぱってみたからかしらん。

ぶつぞう入門   柴門ふみ 文芸春秋 実用本

  ★★★★★

ぶつぞうについて書かれた本である。そんなの面白いのか?と聞かれると抜群に面白いのである。実は人には打ち明けたことがないが私も仏像が好きだ。正確言うと気になっていた。あの線香くさい薄暗いお堂に鎮座ましますありがたい仏像たち。だけど妙に人間くさくないか?と思いつつも専門書を読むのは私の興味と違う気がするし・・などと思っていた私にぴったりの仏像ガイドブック。なんといっても仏像の顔が俳優のだれそれに似ているとか、セクシーだとか、そういう観点からも論じられている。なんと仏像に点数をつけていて、サイモン度というのは作者の好みだけで点数をつけている。不遜ではないのか?と思いつつすっかり楽しんでしまう。柴門さんのイラストとまんがも楽しい。ぶつぞう好きもそうでない人も堪能できるお勧めの一冊。京都、奈良方面旅行の人も必携の書。

ぶつぞう入門 Book ぶつぞう入門

著者:柴門 ふみ
販売元:文藝春秋
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