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2006年9月26日 (火)

ヨーロッパの空

私が住んでいるところの空は色が淡い。

晴天も、曇った日もそして夕暮れの空も。

最近の晴れた日は、水色の絵の具を水で薄めたような空に真っ白な雲が流れる。

それでも時々はっとするくらい青い空の日があって、空も気合が入ってるな、なんかいいことあるかもな、などと一人ごちる。

ずっと前に見たヨーロッパのたそがれ時の空の色は、深いふかい藍色だった。心の奥の何かがきゅうと締め付けられるような色だった。

遠い太鼓      村上春樹 講談社 紀行文

  ★★★★★

村上春樹が人気作家になる前から大好きだった。でも実をいうと「ノルウェーの森」からは長く、本当に長い間ハルキ離れをしていた。ところが海辺へ旅行に行くことになり、内容が重くなくてできるだけ分厚い本を探していたところ、この本を見つけてしまった。この本の冒頭に「遠い太鼓に誘われて私は長い旅にでた」というトルコの歌が載っている。・・・・そう私は遠い太鼓に誘われて長い旅からハルキの世界へ帰ってきた。ヨーロッパでの滞在記なのだが、彼の文章は音楽が一緒に流れているようだ。時に可笑しく、ときに哀しい。

遠い太鼓 Book 遠い太鼓

著者:村上 春樹
販売元:講談社
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コメント

こんにちわ。
私は最近「アフターダーク」を読みました。
彼の作品って、深いですよね。。
まだマスターしきれていません。。
TBさせていただきます♪

投稿: TOMO☆エモン | 2006年9月26日 (火) 12時51分

TOMO☆エモンさんはじめまして。
わたしもただ好きなだけで読んでます。。

投稿: ゆっこ | 2006年9月28日 (木) 17時03分

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